机の上にあるレビトラ

レビトラの高血圧症治療薬との併用や運動に関して

レビトラはED治療薬の1つで、日本ではバイアグラに次いで2番目に厚生労働省の承認を受けて2007年に発売された薬です。その後発売されたシアリスも含めて、日本では3種類のED治療薬が臨床応用されています。これらはいずれもPDE5という酵素を阻害する薬で、これによって血管平滑筋が弛緩し、血管内腔が広がります。すると陰部の血行が良くなり結果として勃起が起こりやすくなるのです。
ところでED治療薬はいずれも薬物間相互作用に注意する必要があります。なぜかというといずれもCYP3A4という薬物代謝酵素によって代謝を受けるためです。このCYP3A4は様々な薬の薬物代謝酵素となっており、もしCYP3A4で代謝される薬同士が併用されると、代謝酵素の競合が起こり、両者の代謝速度が遅くなり、血中濃度が高くなり副作用が発現しやすくなるのです。この代謝酵素で代謝される薬の種類が多い分注意が必要なのです。特にレビトラはCYP3A4に対する親和性が高いため、もんだいとなることが多いです。ここでは高血圧症治療薬との併用について解説します。
高血圧症治療薬の中でCYP3A4によって代謝される薬剤はカルシウムブロッカーと呼ばれる種類のものです。よってこれとレビトラを併用することによって、両者の作用が増強します。どちらも血管を拡張させる薬であるため、頭痛、顔面紅潮、顔のほてり、鼻づまり、低血圧に伴うめまいなどの副作用が起こりやすくなります。
またレビトラの粉砕に関してですが、レビトラはフィルムコーティング錠という錠剤で、腸溶錠や徐放錠ではないため、粉砕しても薬の効果に影響が出ることはありません。ただ粉砕することによって苦味が出やすくなるので、なるべく錠剤のまま服用した方がいいでしょう。

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